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引越メモ

ようやく引越が終わった (部屋は段ボールで溢れているが) ので、忘れない内にメモ。本を詰める段ボールは小さい箱にしないと腰を痛めるプラスチックの衣装ケースを活用して生活していると、引越の時はラク部屋の外にあるものは盲点となりがち。自転車とか新築物件に引っ越す場合、各種住所変更の申請はぎりぎりまで待った方が良いかも。地番変更で死ぬLPガスは会社によっては補償金をとるところがある入居日には使えるのが常識の水道・電気・ガスに比べて、回線の手続きに時間がかかるのはもう達観するしかない...
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イオカード廃止

久しぶりにJRに乗ろうとしたら自動改札に怒られた。2月11日から、イオカードでは自動改札が通れなくなったらしい。読みとり口はあるのにわざわざ弾いているのは、Suicaへ移行させるための嫌がらせだろう。こういうことをやられると、ますますSuicaへ移行したくなくなる。ここのところJRは嫌がらせばかりが目に付く。山手線均一回数券を廃止したり、青春18きっぷをスタンプ制に改悪したり。
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野村克也, 野村ノート

野球そのものの話よりも、組織論やリーダー論が中心。スワローズ時代の自慢話が少々くどいが、野村監督が指導者として確固たる意識を持っていたということが伝わってくる。個々の戦術レベルの話を期待する人にはお勧めできない。配球論や打者のタイプについてもいろいろと語られているが、根拠となるデータが全く示されていないので何ともいえない。スワローズ時代に膨大なデータを集めたという趣旨のことは書かれているが、それを活用した過程については全く触れられていないのが残念。
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ウォルター・ブロック, 橘玲(訳), 不道徳教育

リバタリアン (自由原理主義者) である著者が、「自由」とは何であるかを語るため、あえて本来は不道徳と思われる者たちを擁護する。売春婦、麻薬密売人、恐喝者、ダフ屋、闇金融、幼い子どもをはたらかせる資本家等は、現代社会では不道徳と見なされているが、リバタリアンの視点から見ればどれも何の問題もない人間同士の自発的な取引に過ぎない。本書は橘玲氏のカラーが強く出た一冊となっている。翻訳はかなりの超訳で、日本の現状に合わせた大幅な改版をおこなっている (例えばSlandererとLib...
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内藤忍, 内藤忍の資産設計塾 あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法

個別の商品選びよりも、どのタイプの金融商品に資産を配分するかの方が遙かに重要という趣旨には強く同意。金融商品の解説は、株、債券、投資信託(ETF)、不動産(REIT)、外為と、一通り押さえられている。それぞれの解説も中立を意識しているようで、例えばインデックス投資とアクティブ投資の双方を並列に扱っており、優劣については明示的には述べていない。また、プランニングの例が10万円コースからのせられているのも、これから資産運用を考えようという人には親切 (実際には10万円では効率的な...
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鯖田豊之, 肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見

日本と欧米諸国の食生活パターンの違いを元に、宗教や身分制度、結婚観、果ては社会意識の違いまでを解明する。少々コジツケにみえる論旨もあるが (本書の性質上、食生活以外のところをバッサリと切り捨てているのでやむをえないが) 、自分が触れてきた欧米諸国の人々を思い出してみても非常に共感を覚えるところが多い。40年前の本なのでさすがにデータが古くなっているところもあるが、論旨自体は今でも古さを感じない。
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1番A席

仕事のため、始発で大阪へ。普通に新幹線の指定席を押さえたら1番A席でちょっと嬉しい。最前列なので、スペースに余裕があるし、電源はあるし (業務用電源なのでお客さんは使ってはいけません) 。
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中村敏雄, スポーツルール学への序章

スポーツのルールにはなぜこのようなルールがあるのかと思うものが多い。なぜ野球のルールにだけ「勝つことを目的とする」とわざわざ明記してあるのか、なぜサッカーは手を使用してはいけないのか、なぜ野球やクリケットではプレイヤーからのアピールがないと判定が行われないケースがあるのか。それらのルールが生まれた過程は、生まれたときにはあまりにも自明であったがために、殆ど記録には残っていない。そんなルールの変遷を、僅かな情報を元に推測していく本書は、推理小説の様でもある。
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藤原明, 日本の偽書

上記、竹内文献、東日流外三郡誌、秀真伝といった有名な偽書がどの様なプロセスで人々を魅了するに至ったのか。と学会の様におもしろおかしく紹介するわけでもなく、また少数の有名偽書を深く掘り下げる形式なので、正直言って骨太すぎるところもある。しかしながら、捏造が行われるプロセスとして "言説のキャッチボール" を重視しているのは興味深い。これは、捏造者が他の専門家 (捏造に携わっている自覚なし) との対話で得られた情報を取り込み、出土品を "創造" するということ。類例としては、(偽...
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round 7 進出

hattrickのEmperor's Cupでround 7 (best 32) まで残った。もちろん、ここまで残ったのは初めて。途中、相手の油断もあり、ミラクルもあり、なんとかここまで来たが、次の相手はEmperor's Cup 13連覇中のShirayuri Sky…… orz