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久松ゆのみ, ゆのみみっくす

直球過ぎるタイトルはむしろ清々しい。帯に竹本泉先生のイラストがあるので、公認なのだろう。 連載しているGAMESIDEという雑誌は知らなかったが、ユーズド・ゲームズの後継らしい。小松崎茂先生が表紙を描いておられた頃は読んでいたが、このマンガを見る限り今もあまり雰囲気は変わっていないのかも知れない。
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業田良家, 独裁君

表紙を見れば一目瞭然、あの方をモデルにしたギャグ四コマ。 風刺もきいていてなかなか面白いのだけれど、中に数本、ギャグなしで独裁国家を描いた作品が挿入されているのが強烈。ギャグマンガのつもりで読んでいたら不意をつかれてエラい目にあった。
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菊池直恵, 鉄子の旅 プラス

既に連載が終了した鉄子の旅の後日談。 IKKIを読んでいないので気づかなかったが、連載終了後も一部ではこんなに盛り上がっていたのか……。
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島本和彦, アオイホノオ (1)

やっぱり島本先生はマンガよりも本人が面白いのではないかと思えてくる。 庵野秀明をはじめとして、山賀博之やら南雅彦やら矢野健太郎やら、そうそうたる登場人物で、当時の大阪芸術大学の濃さが偲ばれる。
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大場つぐみ (原作), 小畑健 (漫画), バクマン。 (1)

一部で評判らしいので読んでみる。 本編のストーリーはともかく、おそらく実話であろうエピソードの数々やジャンプの連載でジャンプシステム批判などは素直にすごいと思う。
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佐々木倫子, チャンネルはそのまま! (1)

佐々木さんのマンガを読むのは "Heaven?" 以来だが、相変わらず安定して面白い。 系統としてはおたんこナース寄りかも。
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花輪和一, 刑務所の中

自身の刑務所体験を綴った漫画。 制約の多い刑務所の生活なのだが、あまり悲壮感がなくユーモアすら感じる内容。特に食に関するエピソードが多いのは、やはり刑務所内の生活の楽しみはそれくらいしかないからか。
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とり・みき, 唐沢なをき, とりから往復書簡(1)

このお二人のファンならば迷わず買い。 二人の微妙な師弟関係のバランスが実にいい。
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とり・みき, 冷食捜査官(1)

今まで断片的には読んでいたのだけど、この度まとまった形で読むことができて非常に嬉しい。 SFハードボイルドとナンセンスギャグのバランスはやっぱり見事の一言。
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土山しげる, 極道めし

3巻までまとめ読み。 刑務所の囚人たちが年に一度の楽しみであるおせち料理をかけて旨いものの話をする、というその設定だけでもう勝ちは決まったようなもの。 どれもこれも庶民的な料理なのだが、このシチュエーションと土山先生の絵で迫られるともうたまらない。おすすめ。