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勝間和代, 決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール

恥ずかしながら、今まで株式投資をしていたものの、財務諸表の読み方が全くわからなかった。主にインデックスに投資していたため、あまり困ることはなかったのだが、さすがに少しは勉強しようと手に取った。本書は決算書、特に損益計算書が企業の都合で (合法的な範囲であっても) どれだけ操作可能かを見せつけてくれる。また、キャッシュフローを合わせて見ることで、その操作を見抜く方法も。この手の本にしてはかなりわかりやすく噛み砕いてある方だとは思うが、それでもやはり自分の様な素人には引っかかると...
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SPA! 1月15日号

人生で初めてSPA!を買った。もちろんお目当てはこれ。
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田中優, A SEED JAPANエコ貯金プロジェクト, おカネで世界を変える30の方法

A SEED JAPANのメンバーが社会的責任投資を紹介する本。彼らのようなNGO/NPOの考え方を知るためには良い本だと思う。しかしながら、本当に彼らの言う仕組みを実現した際にどれだけ負の効果が出てくるのかの踏み込みが浅く、良い面だけが取り上げられている様に見える。
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ファミ通DC編集部, セガ・コンシューマー・ヒストリー

SG-1000からドリームキャストまでの、セガの家庭用ゲーム機器をまとめたもの。中の人のインタビューも多く、当時の時代背景や、セガの社風も伺える。
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村上春樹, 走ることについて語るときに僕の語ること

すごく久しぶりに村上春樹の本を読んだ。「ダンス・ダンス・ダンス」を執筆する頃から走り続けているランナーであることはファンの間では有名だと思うが、その走ることにフォーカスした書き下ろしのメモワール。走ることが、小説にどのような影響を与えてきたのかが垣間見える。
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ダニエル・タメット, 古屋美登里(訳), ぼくには数字が風景に見える

サヴァン症候群の著者の自伝的内容。内容があまり起伏がなく淡々と綴られるため (これもアスペルガー症候群の症状に関係しているのかもしれない) 、退屈な箇所もあるが、彼らの考え方を知る上では非常に重要な書籍。著者を被験者とした脳の研究も進んでいるようなので、その成果は是非また読んでみたい。
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勝間和代, お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践

金融リテラシーの入門本としては比較的まともな内容。ただし、アクティブ型の投資信託を推奨しているような箇所はちょっと疑問ではある。最終章に、社会責任投資を持ってきたのは興味深いところ。むしろこのあたりを掘り下げた方が類書との差別化ができたのではないかと思える。
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熱血!! コロコロ伝説 vol.5 1985-1986

vol.4 1983-1984に続いて購入。このころが私的黄金時代。Moo. 念平先生の作品は大人になった今でも楽しめる。「あまいぞ! 男吾」に加えて「太陽犬ゼロ」も収録されているのが嬉しい。あとは「山奥妖怪小学校」があれば完璧だった (増刊号の方だけど)このころのあすかあきお先生は良かったなぜ「獅子王伝」が収録されないのか理解に苦しむ当時の高橋名人は神だった今改めて読む「ファミコンロッキー」はファンキー過ぎる。すばらしい
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橘玲, 亜玖夢博士の経済入門

橘氏の新作。相変わらず安定して楽しめる。今回は実用的な知識はかなり抑えめで、読み物として楽しむ本。とりあえず、万人にお勧めできる質なのはさすが。
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中條辰哉, 日本カジノ戦略

著者の中條氏はネバダ州立大でカジノ経営学を学んだ後、ラスベガスのカジノでの勤務経験もある方。ラスベガスのカジノの経営がどのように行われているかといった話題は面白いが、カジノに興味のある方なら既に知っていることも多いと思う。また、標題にもある日本カジノの戦略については、非常にざっくりとした議論しか行われていないのが残念。