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熱血!! コロコロ伝説 vol.4 1983-1984

vol.6 1987-1988に続いて購入。こちらはちょうど購読を始めた時期なので、思い出深い作品が多い。 今回の柱は「ラジコンボーイ」と「ゼロヨンQ太」。どちらも当時の小学生のハートをガッチリとつかんでいた作品付録の「ラジコンボーイ」の別冊コミックスだが、キリの悪いところで終わっているのは勘弁して欲しい。続きが気になって仕方ない今回の小林たつよし先生の作品は「ドラゴン拳」。残るは「獅子王伝」だが、これは1985-1986に収録か方倉陽二先生が入っていないのが残念。「クマクマ...
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bj リーグ オフィシャルガイドブック 2007-2008

bj リーグ オフィシャルガイドブック 2007-2008を試合会場で購入。 オールカラーで、全選手の顔写真が入ったタイプ。記録ヲタにとっては、数字が少ないのがちょっと残念。一応、選手ごとに過去2シーズンの記録くらいは載っているが、せっかく記録を楽しめる競技なのだからもう一工夫欲しかった。 なお本書は雑誌扱いとなり、amazonでは取り扱いがない。
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山崎元, 新しい株式投資論 「合理的へそ曲がり」のすすめ

前半は「投資バカ」につける薬と重なる内容が多い。ある程度投資本を読んでいないと理解できないであろうところも一緒。 後半の「ツールとしての投資理論の研究」が真打ち。最近の研究による効率的市場仮説の否定に始まり、近年ホットな研究分野である行動ファイナンスやニューロ・ファイナンスの流れまでが追える。また、投資のヒントとなりうるアノマリーの研究も興味深い。 なお、初版は何カ所か誤植があるので著者のブログも併せて参照のこと。
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青木峰郎, Rubyist Magazine 出張版 正しいRubyコードの書き方講座

るびまの青木さんの連載をまとめたもの。 ある程度Rubyを理解している人がステップアップするにはうってつけの一冊。実際のコードを添削する構成なので、多くの人が陥りやすい間違いを効率的に学ぶことが出来る。特に、あまり文書化されることがない暗黙のルールが多く示されているのは嬉しい。 相変わらずの青木節も、ファンにはたまらない。おすすめ。
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山本弘, 闇が落ちる前に、もう一度

を文庫化したもの。 いつものSFよりはややホラー寄りの短編集だが、山本弘らしさがよく出ている。 中でも特にホラー・サスペンス色の強い「屋上にいるもの」がおすすめ。50ページほどの短編なので是非読んでもらいたい。
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保木邦仁, 渡辺明, ボナンザVS勝負脳 最強将棋ソフトは人間を超えるか

2007年3月に公開対局が行われたボナンザと渡辺明竜王。その当事者達がコンピュータ将棋を語る。 学生時代になどを愛読していた人間として、ついに曲がりなりにもタイトル保持者といい勝負をするところまで到達したというのは感慨深い。 一般向けの新書なのでボナンザのアルゴリズムの詳細は省略されているが、そのエッセンスは十分に堪能できる。おすすめ。
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阿曽山大噴火, 裁判狂時代 喜劇の法廷★傍聴記

大川豊興業の阿曽山大噴火による裁判ウォッチングガイド。 裁判のことを全く知らない私のような読者にも、一から手取り足取り教えてくれる内容が嬉しい。文体も語りかけてくるようで、親しみがもてる。
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斎藤由多加, 「ハンバーガーを待つ3分間」の値段 企画を見つける着眼術

あの「シーマン」の開発者である斉藤由多加氏のエッセイ集。 日常生活の中の風景をネタにしたものが多く、誰でも楽しめる。特にユーザビリティに関する話は着眼点も面白くおすすめできる。 本書とは直接関係はないが、著者のblogであるYOOT.COMも面白い。
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森田浩之, スポーツニュースは恐い 刷り込まれる〈日本人〉

いわゆるメディアリテラシー本なのだが、スポーツニュースを主題にしたところが面白い。 著者の「スポーツニュースは「オヤジ」である」という主張には強く共感できる。スポーツニュースが無意識に含んでいるオヤジのイデオロギーを理解することで、その力の大きさを感じるとともに、今後のスポーツニュースの見方が変わるだろう。おすすめ。
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卯月鮎, はじめてのファミコン なつかしゲーム子ども実験室

プレステ世代の中学生に、昔のファミコンゲームをやらせてみるという企画。 愛読していたユーゲーの連載にThe Difference Engine (こちらは初めて知った) の連載を加えて一冊にまとめたもの。 たとえ一世代前のシンプルなグラフィックであっても、きちんと作り込まれた作品ならば今時の子供にも面白さが伝わるのがわかって、自分が作ったわけでもないのに何だか誇らしい気分になれる。