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三戸政和, サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門

タイトル通り、個人M&Aを推奨する本。 なにもないところから会社を立ち上げるゼロイチ起業で成功するのは難しいため、10年生き残って軌道に乗っている企業を個人でM&Aすることを勧めている。ただし、著者はM&Aコンサルを生業にしている以上、どうしてもそのバイアスがあるので注意が必要。 内容は頷ける部分も多いが、 中小企業は最新モデルを知らないと断言するなど、中小企業をどこか見下しているような物言いが気になる。また、内情をよく知っているはずの従業員が引き継がずに後継者が不足している...
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押切蓮介, ハイスコアガール (9)

ゲームよりもラブコメ重視の巻。物語の終わりが見えてきて少々悲しい。
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丸山宗利, 昆虫はすごい

現役の昆虫学者による昆虫コラム。特に高度に文化的な行動をとる昆虫を多数取り上げており、知的好奇心を刺激してくれる。収穫する、狩る、着飾る、旅をする、農業する、奴隷を使うなど、人間が行っている高度な行動の多くを昆虫が先に実践していたというのは驚き。
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大石浩二, トマトイプーのリコピン (1) (2) (3)

磯部磯兵衛物語の後釜として週刊少年ジャンプの巻末ギャグ枠に入ったが、諸事情により少年ジャンプ+へ移籍。単行本は続いて欲しい (週刊少年ジャンプで一旦完結させた版が単行本未収録だが)。 グッズ化できそうなかわいいキャラクターと時事風刺ネタとのギャップがすばらしい。
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九井諒子, ダンジョン飯 (7)

今回の主役はイヅツミ。食マンガに偏食キャラという組み合わせ。 謎が多いセンシの過去も少しづつ明らかに。
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廣末登, ヤクザになる理由

犯罪社会学者による、元暴力団組員たちへのインタビュー。 機能不全家庭や交友関係が暴力団加入につながっているという仮説ありきでインタビューを行っているように見える点や環境とその他の要因 (遺伝等) が切り分けられていない点は気になるが、インタビューの内容自体は迫力がある。
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加谷珪一, お金は「歴史」で儲けなさい

お金の歴史を学ぶことで、より高い確度で儲けていけるという主張。 日本株130年の超長期チャートは新鮮。米国では長期の分析があるが、日本株の分析は珍しい。著者によるとこの130年間は年間平均7%の株価上昇を記録しており (配当金の扱いやインフレ補正の詳細は不明)、米国からは劣後する。日本企業に投資するならば米国の市場拡大の恩恵を受けられる企業を選ぶべき。 ハイパーインフレの歴史も興味深い。ドイツのハイパーインフレでは、為替、金、物価、不動産、株価の順で価格が上昇した。株価は案外...
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堀江貴文, 儲け方入門 100億稼ぐ思考法

見開き2ページを一項目として要点のみを書くスタイルは実に堀江貴文らしい。初めて氏の著作を読む方にはもう少し補足が必要だと思うが、背景がわかっている人にはこれで必要十分だろう。 ビジネスのヒントも惜しみなく公開されている。その中で、 利益率が高くて元手がかからないことをやる というのは他の多くの起業家たちの意見と共通している。例えば、プッシュカートビジネスが勧められているのと本質は同じ。
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岩田一平, 珍説・奇説の邪馬台国

邪馬台国の解説書だが、大和説や九州説などのメジャーどころだけではなく、いわゆるトンデモ説も真面目に解説しているのが売り。それも単に文献を漁るだけではなく、提唱者本人へのインタビューを多数実施している労作。ジャワ島説、新潟説など一見荒唐無稽な説も提唱者本人は大真面目で、どれも一理はあることがよく分かる。
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川村元気, 億男

小説仕立ての自己啓発マネー本。2014年に映画化もされている。 お金との付き合い方や幸せな人生を考えるヒントが散りばめられている。充分なお金を得ることで欲が奪われてしまう気持ちは良く理解できる。