book 橘玲, マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで まずはマネーロンダリングの実例であるカシオ詐欺事件、五菱会事件、ライブドア事件の具体的な事例の解説。その資金の流れは複雑に入り組んでおり、理解するのに一苦労。むしろマネーロンダリングの事例よりも面白いのが、マネーロンダリングに関連する各種のカラクリの解説。コルレス銀行・コレスポンデント口座、SWIFT、プライベートバンクの歴史、ハワラなどの解説はおすすめできる内容。 2006-12-16 book
product TANITA 温湿度計 ホワイト TT-509-WH この春に引っ越してから最初の冬、部屋の乾燥が激しく、朝起きたときにのどの痛みを感じることも。そんなわけで加湿器を買おうかとも思ったが、その前にまずは温湿度計を購入して測定してみることにした。amazonで見つけた無難そうなを購入。湿度の計測精度はあまり高くない (35〜75%で±5%) が、家庭用なので仕方がない。本気の温湿度計 (±1%程度) は高いし、総じてデザインが漢らしすぎるし。測ってみると湿度は30%を少し越えたところ。やっぱり加湿器を買おう。 2006-12-06 product
product CASIO W43CA インプレッション 先日購入したW43CAのインプレッション。特に明記していないのはA5406CAとの比較。カメラ画質はさすがにA5406CAに比べると見劣りするが、普段のblog用写真ならば十分なレベル心なしか、オートフォーカスに時間がかかる気がする写真の保存時間が明らかに長くなった。microSDカード自体は12MB/秒のものを使用しているし、ファイルサイズがそれほど大きいわけではない (UXGA Fineで800KB弱) ので、内部処理の問題だとは思うカメラ立ち上げの専用キーがなくなった。... 2006-12-03 product
book 西林克彦, わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 スキーマに引きずられてしまうことで間違った「わかったつもり」になってしまう、というのには同意。ただし、これは読み手にばかり注意を促す問題ではなく、書き手の側でミスリードをしない書き方をする方が重要だとは思う。また、読みを深めるための具体的なテクニックにやや乏しいのが残念。文中では、補助として表を作ったり文章構造を図示したりといった方法をとっているが、これといった汎用的な方法が示されていないように思う。 2006-11-29 book
book 松永和紀, 踊る「食の安全」 農薬から見える日本の食卓 前作の食卓の安全学に続いて読んでみた。前作はメディアリテラシーに重点を置いていたが、今回は農薬にフォーカスした内容。普段は危険性ばかりが指摘される農薬だが、現在どのような規制が行われ安全が確保されているのか、またその厳しい規制によりマイナー作物たちにどのような影響がでているのかをわかりやすく解説する。また、2006年度に導入されたポジティブリスト制の解説も充実している。おすすめ。 2006-11-24 book
product CASIO W43CA 2年強ぶりに携帯電話を買い換えた。特に現在のA5406CAに不満はなかったのだが、さすがに電池がヘタってきたのと、クレードルとの接触金具がバカになってきたのとで。今回もCASIOのW43CAにした。メーカーを変えると新しい機種の操作を覚えるのが億劫というのと、やはりクレードルの便利さに慣れてしまったのと。インプレッションはまたそのうち。 2006-11-23 product
book 菊月俊之, 世界のミリメシを実食する 兵士の給食・レーション に比べると収録されているレーションの種類が少なく、先進国に偏っている。しかしながら、この値段でオールカラーな上、レーションはもちろん、メスキットの写真や歴史資料も多数含まれているのが嬉しい。 2006-11-16 book
game ベスプレ’00用 2006年度データ 毎年恒例 (2005年度, 2004年度, 2003年度) の、The Best Play BaseballWorldの2006年度データがfixされた。相変わらず再現性が高い。 2006-11-08 game
movie unknown 渋谷のCINE QUINTOでunknownを観る。閉ざされた廃棄工場の中で、意識を取り戻した5人の男たち。毒性のガスを吸い込んだ彼らは、一時的な記憶喪失におちいり、自分が誰なのかも思い出せなくなっていた。ひとつだけ分かっているのは、5人のうち2人が人質で、3人が誘拐犯だということ。いったい自分はどちらなのか? 誰が敵で、誰が味方なのか? 混乱と疑念が渦巻くなか、一挺の銃をめぐって争いを繰り広げる男たち。そこに鳴り響く電話のベル。それは、誘拐犯のボスからのものだった。5人の間... 2006-11-04 movie
book 竹本健治, フォア・フォーズの素数 ミステリあり、ホラーあり、SFありのノンジャンルな短編集。「ボクの死んだ宇宙」や「熱病のような消失」などの放り投げられたような作品はよく理解できなかったが、表題作の「フォア・フォーズの素数」はおすすめできる。 2006-11-04 book