review

product

CASIO A5406CA

2年ぶりに携帯電話を買い換えてみた。CASIOのA5406CA。 長らく携帯電話はソニエリ派 (正確にはジョグダイアル派) だったが、カメラの質とクレードルの誘惑に負けた。早速試し撮りをしてみたが、好条件下の撮影ならば、十分に今まで使用していたFujiFilm FinePix1500 (5年くらい前の1.5Mピクセルデジカメ) の代替になるレベルだ。特に縮小して日記に張り付ける用途ならば十分すぎる。これからは普段からデジカメ専用機を持ち歩く必要はなさそうだ。 以下、これから買...
book

三浦俊彦, 論理パラドクス 論証力を磨く99問

最近は寝る前にこれをちょっとずつ読んでいます。一つ一つゆっくり考えながら読むべき本で、かつ題毎に区切られているので寝る前にベッドで読むのに適していると思います。 内容は純粋な論理の組み立てに加えて答えの出ない思想・哲学的な内容やパズル的な各種パラドクスも含まれており、なかなかバラエティ豊かで飽きさせません。
book

ジョン・エンタイン, 黒人アスリートはなぜ強いのか

現在、トップアスリートの多くを黒人が占めている状況についての総合的な解説書です。黒人アスリートが各種スポーツで高いパフォーマンスを示しているのは揺るぎない事実ですが (例えばオリンピック100mの決勝は黒人選手にほぼ独占されています) 、人種差別を極端におそれるかの国ではその話題に触れることは大きなtabooです。本書では、そのtabooに踏み込むために、極力主観的な記述は避け、慎重に事実と信頼性のある研究を選んでまとめています。 黒人アスリートが優れている各種の証拠に始まり...
movie

風音

今日から公開の風音をみてきた。渋谷ユーロスペースで舞台挨拶付き。 平行して進む複数のストーリーの微妙な距離感が素晴らしい。舞台挨拶で東陽一監督が冗談交じりに主役がたくさんいると話していたが、各ストーリーが独自の主役を操り、ほんのわずかずつ影響しあい、風音の謎へと近づいていく。 映画上映後に外へ出ると、東監督がファンの方たちと映画について談笑していたのが好印象。ラフな格好だったので、連れは監督だと気づかずに素通りしてたけど。
comic

片山まさゆき, 牌賊! オカルティ (7), 片山まさゆき, 運王 (2)

2冊とも完結編。片山まさゆき先生の漫画は毎回それなりに安心して読めるので良い。 しかし、運王はやはり続かなかったな……。
movie

いかレスラー

いかレスラー 舞台挨拶 シネセゾン渋谷で、公開初日のいかレスラーを観てきました。舞台挨拶付きのモーニングショーです。公開初日からモーニングショーとレイトショーのみというやる気の無さだったのですが、初回のモーニングショーはさすがに大入りでした。 舞台挨拶は監督や出演者に加え、いかレスラーとたこレスラーも出てきて闘ってました……。デジカメを忘れたので、舞台挨拶の写真は一緒に行った友人の携帯電話で撮ってもらったものです。 さて、肝心の映画ですが、かなり低予算なせいかところどころチー...
movie

戦国自衛隊

なぜか戦国自衛隊のDVDを観ました。理由は聞かないでください。 子供の頃に地上波で放送していたのを観た記憶はあったのですが、今観てみるとだいぶ印象が違います。以下、ネタバレを含むメモです。 千葉真一御大が絶好調です三村一士と農家の娘が何の脈絡もなく恋に落ちる超脚本が素敵です25年前の作品ですが、映像は現在でも十分に楽しめるレベルです。生首以外はチョイ役で、結構いろいろな人が出てたりします。薬師丸ひろ子、かまやつひろし、錦野旦、真田広之、佐藤蛾次郎などなど音楽のセンスが、私の常...
product

胸ポケットとSU-30

相変わらずRio SU-30を愛用している。勤務中など、使用していないときはワイシャツの胸ポケットに入れているのだが、これがちょっと前向きに屈んだときに頻繁に落下して困る。衝撃に強いシリコンプレイヤーなので壊れてはいないが。冬場は上着を着ているのでこの問題は顕在化しなかった。 対策としては、首かけストラップを常に着用しておく方法が考えられるが、ストラップはイヤホン付きなのでさすがに職場では具合が悪い。かといって、いちいち鞄にしまったりするのも億劫だし、ズボンのポケットに入れる...
book

小塩隆士, 教育を経済学で考える

実データに基づいた検証よりも、理論が中心な本です。興味深いところだけ下に抜き書きしておきます。この辺のお話に興味があれば買いです。 教育は投資と消費の両方の性質を持っている。教育はお金を出す人 (多くは親) と、サービスを受ける人 (多くは子) が異なる場合が多いという点が他のサービスと異なる教育投資がなされるのは不確実性が高いため教育はコール・オプションの購入と近い性質がある教育は本質的に格差を拡大する効果がある
book

中村敏雄, オフサイドはなぜ反則か

オフサイドのルールは本来不合理なものです。相手のゴールにボールを入れるのが目的のゲームでありながら、相手のゴール近くで待ち構えるという有利な戦術をとってはいけないというのですから。例えば、オフサイドのないバスケットボールでは、ボールを奪った後、最前線にいる味方へパスを出す速攻は最大の得点機です。しかし、現実にはサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなど、英国のフットボール起源のゲームの多くがオフサイドのルールを持っています。 その有利な戦術をとってはいけない理由について、...