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橘玲, 得する生活 お金持ちになる人の考え方

ゴミ投資家シリーズで有名な橘玲氏の最新作です。今回はクレジットカード (含マイレージ) の話が主体です。
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有馬哲夫, ディズニーとは何か

ソニー・ボノのアレ以来、ちょっとまじめにディズニー関連本を読んでます。この本は、ディズニーの歴史から、ディズニーと人種問題・フェミニズム・アメリカ史との関わり、ディズニーと諸外国の文化摩擦、日本にとってのディズニーまで幅広く一通りのことが押さえられていてお勧めです。
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林茂光, 四六書院, 麻雀競技法とその秘訣

またうっかり入手してしまいました。麻雀古書。 昭和5年発行の戦前本です。この著者の林茂光という人、親の配牌のチョンチョンという言葉を生み出した人として一部で有名です。 内容はルール解説から、戦術論、麻雀観と世評までと幅広いものになっています。 ルール部分はいわゆる清麻雀ベースのもので、ここは特筆するべきものはないように思います。もちろん、当時のルールを知る上では有用な資料ですが。また、戦術部分の完成度の高さには驚かされます。基本的な戦術は網羅しており、今そのまま現代語に訳して...
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ベスプレ

The Best Play Baseball Worldの 2003年度シーズンデータがほぼFixされたようです。これでベスプレ三昧が可能……でも実際にそんな時間があるかは別問題。現実逃避したい……。 しかしこのベスプレ、ファミコン版から合わせると10年以上遊んでいるわけで、このまま一生遊び続けそうな予感。ちなみに、fukumotoの通算ゲームプレイ時間のほとんどはベスプレ、Wiz、サカつくで占められてます。 最近では、MMORPGの廃人問題などが槍玉に挙げられたりしています...
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小池清治, 日本語は悪魔の言語か?

タイトルだけみるとトンンデモ本にもみえますが、日本語に関するまともな考察集です。序盤は一般人向けの啓蒙書ということで読みやすくなっているのですが (ネタも "日本" の読みは "ニッポン" か "ニホン" か、など一般ウケしそうなもの) 、中盤以降はリミッターが解除されるため、ある程度古典知識がないと読むのが辛くなります。というか、fukumotoには辛かったです……。
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野口悠紀夫, 「超」納税法

節税ノウハウ本の様なタイトルですが、それを期待していると裏切られます。税とはどうあるべきかという、割と学術寄りな内容が中心です。節税ノウハウは、終盤になって (のような) サラリーマン法人化の話が少し出てくるだけです。でもこの方法を導入するには、ある程度以上の規模の会社に勤めている人は総務部と闘わなければいけないわけで、あんまり現実的じゃないような……。
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マーティ・キーナート, 文武両道、日本になし

ミステリマガジンに連載していた "文武両道スポーツ・ヒーロー列伝" をまとめて、玉木正之氏との対談を加えたものです。欧米の "文武両道" な人々の紹介が主で、日本ではなぜそういった "文武両道" な選手が育たないのか、そういった選手が生まれてくるためにはどうすればよいのか、といった点についての考察があまりみられなかったのが残念です。
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超整理手帳2004

愛用している超整理手帳の2004年度版 を購入しました。購入したのはブックレットの付かない通常版 (スーパーブラック) です。ブックレットはいらないけど、手帳カバーは1年でボロボロになるから替えないとね。 まず大きな変更点として気に付くのはカバー素材の変更。プラセームとかいう合皮らしいです。 2003年度版の "ぺとぺとビニール" な感じに対して、2004年度版は "しっとりすべすべ" な感じです。 2003年度版を1年間使ってきた手にはちょっと違和感がありますが、そのうち慣...
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小室直樹, 日本人のためのイスラム原論

一時期のイスラム本ブームが落ち着いて、駄本はだいぶ淘汰されたようなので読み始めてます。まじめに読めば読むほど、自分がいかにイスラム世界について知らなかったかを思い知らされます。一度は世界をとった文化圏なのに。なお、同じ小室先生によるなども合わせて読むとより理解しやすいかと思います。
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星野力, 誰がどうやってコンピュータを創ったのか?

各種伝説が一人歩きをしている部分が大きいコンピュータ初期の話について、きちんと一次情報まで追いかけて検証してまとめています。ノイマンがコンピュータを発明した? 世界最初のコンピュータはENIACか?エイダの伝説は本当か? プログラム内蔵方式は誰の発明か? など。