essay

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浅生ハルミン, 私は猫ストーカー

外を歩いている猫をストーキングしてみましたというエッセイ集。イラストは素敵だし猫への愛情もあふれているのだが、全体的に淡白でボリュームも軽すぎる。あまり本格的な猫の生態研究などを期待せずに雰囲気を楽しむための本。
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大槻ケンヂ, サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法

大槻ケンヂの自伝的なもの。これを読んでサブカルで食えるようになるかというと疑わしいが、エッセイとしてみれば良質。新書一冊で出た結論が、サブカルで食うのに必要なのは実家と月15万という身も蓋もない内容。素晴らしい。
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牧野伊三夫, 鴨井岳, 今宵も酒場部

飲み歩き系エッセイ。イイ感じの酒場を絵と文で綴る。基本的に内輪受けの内容なので、著者達のファンで無い人には面白さが伝わりにくいかもしれない。
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ナシーム・ニコラス・タレブ(著), 望月衛(訳), ブラック・スワンの箴言

やで名を上げたナシーム・ニコラス・タレブによる格言をまとめたもの。どことなく英国風な皮肉に満ちた物言いが心地よい。
comic

森川弘子, 年収150万円一家 毎日のこんだて

節約レシピをテーマとしたコミックエッセイ。マンガとして面白いかというと疑問ではあるが、時間に余裕があり節約を楽しめる人のレシピ本としては良い。
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デヴィッド・L. ユーリン(著), 井上里(訳), それでも、読書をやめない理由

電子書籍普及への端境期である現代の読書論。様々なテクノロジーの割り込みにより読書に集中することが困難な時代に、抵抗の行為としての読書を論じる。読書の重要性や美しさを論じながらも、単なるテクノロジー批判や懐古には陥っていない。テクノロジーとの距離を考えつつ、自分の読書体験を考え直すきっかけが多く含まれている。
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久保象(文), ホリユウスケ(漫画), ドラッグの教科書

表題だけ見るとドラッグ全般を扱った本に見えるが、実際は大麻中心。著者が大麻推進派である以上、大麻の良いことしか書かれていないので、教科書と呼ぶには若干心許ない。しかしながら、随筆的な読み物としては十分に楽しめる。挿絵代わりのホリユウスケの漫画、"彼女はジャンキー" もなかなか。
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高遠彩子, 蕎麦こい日記

蕎麦屋巡りのエッセイ。蕎麦への愛が感じられるのは良いが、それ以上に蕎麦好きな自分への愛が重い。著者のファンなら楽しめるのかもしれない。
comic

竹ノ内ひとみ, のれんをくぐりましょ。 (新訂版)

神楽坂の小料理屋の現役アルバイト店員である著者によるエッセイマンガ。なかなか一見では敷居の高い小料理屋の内情はやっぱり面白い。所々に入る神楽坂 (花街) の小ネタも楽しい。
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久住昌之(著), 和泉晴紀(画), 昼のセント酒

昼間から銭湯に入って近所のお店で一杯、という久住昌之の日常エッセイ。いつも通りのユルい雰囲気が心地よい。