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ティナ・シーリグ(著), 高遠裕子(訳), 三ツ松新(解説), 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

嫌でも前向きな気持にさせられる自己啓発本。著者本人や知人のエピソードを通じた話題が多く、感情移入して読める。特にお気に入りは、第8章の交渉に関わるエピソードの数々。交渉の際には自分の望みと交渉相手の望みと一致しているケースが実は多い、という事実はつい忘れがち。スタンフォード大学での講義に加え、著者の経歴を生かした様々なワークショップ技法などに触れられているのも良い。
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譚ろ美, 中華料理四千年

中華料理エッセイ集。とはいえ、歴史も含めて背景知識のきちんとしている著者なので、単にこんなものを食べましたで終わらずにその料理の歴史背景まできちんと踏み込んでくれる。肝心の料理の描写も、きちんと料理への愛が感じられるもの。トリビア的な知識も満載で、読み物としても面白い。ところどころ日本語が固いのはご愛敬。
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冬野花, インド人の頭ん中

インド在住の著者によるエッセイ集。すべて体験に基づいた内容なのでリアリティ十分。ただし、インド文化に対する背景知識が浅いためにどうしても表面的な話になりがちなのが難点か。読み物としては文句なし。
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井上純一, 中国嫁日記 (二)

中国嫁日記の続編。東日本大震災あり、義両親を連れての中国旅行あり、描き下ろしの出会いマンガありと、盛り沢山な内容。本編とは関係ないが、井上純一が井上純弌の新しいペンネームであることを初めて知った。
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岡本健太郎, 山賊ダイアリー (2)

共に猟をする仲間も増え、狩猟の幅も広がってきた。単純な狩猟に加えて、猪や雉の解体、スズメバチ駆除など、都会ぐらしの目からは非日常の体験が次々と出てくるのは楽しい。
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吉田戦車, 逃避めし

吉田戦車が〆切から逃避するために作る創作料理の数々。ほぼ日刊イトイ新聞の連載をまとめたもの。使えるレシピ本ではないが、エッセイ集としては上々。単行本のために描き下ろされたイラストやマンガも良い味が出ている。
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よしたに, ぼくの体はツーアウト (1)

自分と同年代の著者による自虐的ヘルスケアマンガ。さすがにこれほど不健康な生活はしていないと思いながらも、食生活の乱れなどは他人ごとではない。
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荒川弘, 百姓貴族 (2)

ようやく2巻が出た。隔月刊誌で8ページ連載なので、単行本が出るのが遅い。相変わらず安定して面白いが、自身の過去の体験を描くタイプのエッセイマンガなのでややネタの枯渇が近づいている印象。所々、企画ネタが混ざり始めたのもむべなるかな。
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岡本健太郎, 山賊ダイアリー (1)

著者は銃猟免許もわな猟免許も持っている本物の猟師だけあり、実体験マンガの中では別格の面白さ。端々から自然や獲物たちへの敬意が感じられるのも好印象。
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町山智浩, アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

キャッチーな表題通りの内容。米国の社会、経済、宗教、政治などの諸問題を面白おかしく。冗談の様に見えつつも嘘でもないエピソードが多いが、ソース不詳のネタも多いので話半分に。気取らない文体で気楽に読めるエッセイ集としては悪くない。