fiction

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坂口安吾, 不連続殺人事件

実はまだ読んでいなかった名作を読んでみるシリーズ。 もちろんさすがの筆力なのだが、本作のようなパズラー寄りのミステリ向きかと問われると疑問が残る。序盤から大量の人物が一気に登場してくる構成もツラい。とはいえ、それらを脇において純粋な論理パズルとしてみると、緻密に構成された良作であることは間違いない。
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竹内謙礼, 青木寿幸, 貯金兄弟

戦略課長に続いてもう一冊。 今回のテーマは資産構築とファイナンシャルプラン。いつも通りの小説仕立てで手軽に読める。資産運用にほとんど触れていない点は片手落ちに感じるが、その他はトンデモ度も低くマネー戦略の入門書としておすすめできる。
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竹内謙礼, 青木寿幸, 戦略課長

会計天国に続いてこちらも。 今回のテーマは投資戦略。サラリーマンとしての戦略と、資産運用の戦略の二本立て。投資戦略の部分に新味はないが、読みやすさは健在なので、一冊目としてはおすすめできる。
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中原みすず, 初恋

とあるblogの記事で気になって読んでみた。 お話ではあるのだけれど、もしかしたらと一瞬でも実話を思わせる力はある。
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島田荘司, 占星術殺人事件 改訂完全版

未読の古典作品を読んでみるシリーズ。 30年以上前の作品ながら、今読んでも十分に楽しめる内容。トリック依存の小説ではあるが、そのトリックの質が良いので細かい粗はあまり気にならない。
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大石まさる, 環・水惑星年代記

水惑星年代記に続いてこちらも。 今回も名作ぞろいで、何度も読み返してしまう。特にCROQUI'Sは好み。
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新庄耕, ニューカルマ

狭小邸宅が良かったのでこちらも。 今回のテーマは、ルポは多数あるものの小説としては珍しいネットワークビジネス。追い込まれた勤め人の揺れる感情の切り取り方は実に巧み。
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東野圭吾, ある閉ざされた雪の山荘で

歴史的な作品ながら未読だったので今更ながら。 いわゆる山荘モノだが、東野圭吾らしくきちんとひとひねりをきかせてある。幾重にも入り組んだ構造はお見事。
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綾辻行人, どんどん橋、落ちた

メタフィクション色が強めの連作短編集。 本格派を志向したフーダニット作が5本。作中ではフェアであることをこれでもかと強調しているが、かなりスレスレのところを狙ってきている印象。そういうものと割り切ってパズル的に読めばなかなか。
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青木寿幸, 竹内謙礼, 会計天国

"おもしろくて、ためになる" 系のビジネス小説。 コメディタッチの小説は読みやすく、単純な読み物としても悪くない。肝心の会計部分は、さすがにずぶの素人が一冊目として読むのには敷居が高いか。ある程度会計を理解している人がおさらいを兼ねて読むのにはちょうど良さそう。