history

book

小池清治, 日本語は悪魔の言語か?

タイトルだけみるとトンンデモ本にもみえますが、日本語に関するまともな考察集です。序盤は一般人向けの啓蒙書ということで読みやすくなっているのですが (ネタも "日本" の読みは "ニッポン" か "ニホン" か、など一般ウケしそうなもの) 、中盤以降はリミッターが解除されるため、ある程度古典知識がないと読むのが辛くなります。というか、fukumotoには辛かったです……。
book

星野力, 誰がどうやってコンピュータを創ったのか?

各種伝説が一人歩きをしている部分が大きいコンピュータ初期の話について、きちんと一次情報まで追いかけて検証してまとめています。ノイマンがコンピュータを発明した? 世界最初のコンピュータはENIACか?エイダの伝説は本当か? プログラム内蔵方式は誰の発明か? など。
comic

関川夏央, 谷口ジロー, 坊ちゃんの時代 (全5巻)

最近、谷口ジローがマイブームなので全5巻を大人買いしてみる。 "凛冽たり近代 なお精彩あり明治人" のサブタイトル通り、明治人の生き様が心に染みいる。
book

禁断の世界 (麻雀古書の世界)

ついに禁断の世界へ足を踏み入れてしまいました。古書です。 一度ハマると抜け出せなくなるおそれがあるのであえて避けていたのですが、うっかり購入してしまいました。このまま浅見先生の様に突っ走ってしまったらどうしよう……。 買ってしまったものは仕方がないのでレビューです。今回購入したのは松雲堂出版の麻雀競技解説という本。著者は東明天 。この本は昭和5年9月5日発行の、いわゆる戦前本です。奥付をみるとまだ著者検印があったり、旧仮名遣いだったりと、時代を感じさせてくれます。内容はルール...