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松永和紀, 食の安全と環境 「気分のエコ」にはだまされない (シリーズ 地球と人間の環境を考える11)

声の大きい人たちがばらまいてきた食に関する "定説" を科学的な目できちんと検証している姿勢が素晴らしい。本書は食だけではなく環境をもテーマとしているため、巷でよく語られるエコロジーな定説の数々を取り上げている。これらを称して "気分のエコ" とはよく言ったもの。具体的には、地産地消 (フードマイレージ) 、食品リサイクル、有機農業など、一見してエコロジーに見え無批判に賛同されてしまう種類の "気分のエコ" がきちんと検証されている。著者のblogもおすすめ。
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奥村倫弘, ヤフー・トピックスの作り方

Yahoo! Japanのトップページに表示されているトピックス担当者のお話。トピックスがどのような体制で運営されているのかという内情は単純に興味本位で面白い。後半は既存メディアとの関係を含めたニュースのあり方が語られる。読売新聞出身という著者の背景もあってか少々既存メディアに寛容に感じるが、大筋ではまともな内容。
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恋パラ支部長(著), 波多野ユウスケ(漫画), 21世紀ファミコン

ただのファミコン懐古本ではなく、未だにバリバリ現役のハードとしてファミコンを遊び倒す本。そのファミコンへの熱い思いはもはや偏執的。独創的な縛りプレイの数々を思いつくだけではなく、実際にプレイしてしまうバカさが素晴らしい。ロードランナーの穴掘りなし&金塊整頓プレイなど、常人の発想ではない。また、本来は対戦ゲームではないスーパーマリオブラザーズでの無理矢理対戦プレイなど、新たな世界を切り開くネタも多い。波多野ユウスケのマンガもユルくていい。なお、本書を購入した方はカバーを外してみ...
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畝山智香子, ほんとうの「食の安全」を考える ゼロリスクという幻想

著者は食品安全情報blogの中の人。現在は、国立医薬品食品衛生研究所の主任研究官でもある。一日許容摂取量や最大残留基準値といった基準値の決定方法からリスク分析までよくまとまっている良書。食の安全に興味がある人にはblogと合わせて間違いなくお勧めできる。
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村上春樹, 「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?

今は閉鎖してしまった村上朝日堂における読者とのメールのやりとりを書籍化したもの。繰り返し寄せられる不倫相談への淡々とした対応が村上春樹らしい。
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マネー・ヘッタ・チャン, ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話

最近のマネーに関わるニュースを童話風に。ネタ自体はそこそこ情報リテラシの高い人にとってはあまり新しいものではないが、一気に読ませてしまう文章のセンスはなかなかのもの。著者のblogもおすすめ。
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北尾トロ, ぼくはオンライン古本屋のおやじさん

オンライン古本屋・杉並北尾堂の運営記。の文庫版なので、インターネット関連の記述はさすがに古すぎて実用には厳しい。また、ある意味ユルさを売りにしたビジネスの立ち上げ方なので、昨今のちょっと世知辛い古本流通の世界では、同じ様な趣味的な古本屋を立ち上げるのは難しいだろうと感じる。読み物としては楽しめる。
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西成活裕, 渋滞学

車、人、蟻、インターネットなど、様々な対象を "渋滞" というキーワードで横断したもの。待ち行列だけでは分からない世界がみられるのは興味深い。また、理論だけではなくASEP (Asymmetric Simple Exclusion Process) などを用いたモデル化にも触れられているので、この分野の研究の第一歩としてもおすすめできる。
game

ドラゴンクエストIX 星空の守り人

所用の帰りに立ち寄ったビックカメラで普通に売っていたので、日本人の義務として買ってみる。5,380円+10%還元。色々と評判が芳しくない様ではあるが、最初の1~2時間ほどを遊んだ範囲では、そこまで酷評されるほどとも思えない。問題は最後まで遊びきる時間を確保できるかだが、DSならば何とかなるか。
diary

Becky! 2.50

Becky! 2.50が公開された。2.50というキリの良い数字ということで (?) 、比較的多数の機能追加が行われた。私の常用しているIMAP環境ではクエリー検索の全文検索が遅くて使いにくいので、インデックス検索が少しだけ強化されたのが何よりも嬉しい。特に、見出し検索の対象に Cc: が加えられる様になったのが助かる。"全員に返信" を行っていると、検索したいアドレスが To: に入っているか Cc: に入っているかをあまり意識しないので。また、同じくクエリー検索の新機能で...