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河口俊彦, 大山康晴の晩節

大山康晴を扱った本は数あれど、その晩年の粘りや執念を主題に持ってきたところがこの本の持ち味。その時代を将棋界の中から見つめていた著者ならではの作品。大山の生き方を語る上ではやはり棋譜が外せない。文中にも棋譜が多く挿入されており、その一手一手がまさにその時々の大山の内面を反映していることがよく分かる。棋譜を飛ばしながらでも筋が追えるように工夫されているが、やはりここは頑張って棋譜を追ってみたい。
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Magic 2014 – Deck Pack 1

Magic 2014 - Duels of the Planeswalkersの追加デッキ集。Expansion Packに続いての拡張。Magic 2014 - Deck Pack 1。新デッキは2種類。メタ上位から順に以下の通り。Bounce and Boon (白単バウンス) が今回のトップメタ。Momentary Blinkを利用したBlink系ではなくRescue系。Flash持ちも多いため、Instant timingで動けるのが嬉しい。サブテーマとしてlife ...
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SCRAP, リアル脱出ゲーム 公式過去問題集

SCRAPの主催するリアル脱出ゲームを書籍の形で楽しめるようにしたもの。過去の公演から4回分を収録。もちろん書籍の形式の制約上、実際の公演そのままではなく縮小版となるが、大量の付録を眺めていると制約の範囲内で精一杯楽しませようという心意気が伝わってきて嬉しくなる。謎のクオリティもいつものSCRAP。完全な解決へはかなり歯応えがある。
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一週間ゲーム

一週間ゲームとしてまとめられているSCRAPの携帯向けゲーム2本、人狼村からの脱出とマーカスと謎の幽霊屋敷をプレイ。一週間ゲーム共通一週間に渡り少しづつ進めていくスタイルは新鮮。日常の合間に遊ぶには丁度良い一日の中でもリアルタイムに進行していくスタイル謎解きにあたってはこれがやや難。謎が解けない時に考えが足りないのか、ヒントが出てくる時間が来ていないのかの区別がつかないのはもどかしいスマートフォンならではの謎が多数含まれているあたりはさすがSCRAPすべて解いた後にネット上で...
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秋口ぎぐる, ひと夏の経験値

TRPGをテーマに据えたボーイ・ミーツ・ガール小説。TRPGから派生した作品は数あれど、TRPGのプレイヤーを扱った作品は珍しい。主なターゲットは現在30代中盤から40代中盤の男性で、1990年台前半頃の日本のTRPG全盛期に青春時代を過ごした層。登場するゲーム名など、懐かしさがこみ上げてくるものが多い。当時の草食系TRPGプレイヤーの心理をこれでもかと突いてくる描写は見事。人によっては痛いところを突かれて立ち直れないかもしれない。私は立ち直れなかった。タナケンのエピソードな...
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Magic 2014 – Expansion Pack

Magic 2014 - Duels of the Planeswalkersの拡張パック。Magic 2014 - Expansion Pack。短めの新キャンペーンが追加舞台はRavnicaとKamigawa新デッキは5種類。メタ上位から順に以下の通り。Sylvan Might (緑単エルフ) が今回のトップメタ。Sylvan MessengerやLead the Stampedeでカード・アドバンテージを稼ぎながら大量のElfを展開し、Timberwatch Elfで柔...
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Magic 2014 – Duels of the Planeswalkers

Magic: The Gathering - Duels of the Planeswalkers 2013の続編。Magic 2014 - Duels of the Planeswalkers。ルールはMagic 2014準拠Indestructibleがキーワード能力にLegend ruleも少々変更。Annihilationの代わりに残すパーマネントを選択できるようになった遂に土地枚数が調整可能に元々土地が多めに設定されていたため、チューニングできる軽量デッキがやや有利...
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SCRAP, ふたご島からの脱出 少年は戻りたいと思った。少女は救いたいと願った。

人狼村からの脱出に続くSCRAPの作品。今作は2冊組で、ザッピングをしながら進めていく形式。前作と同様、メモ必須の内容。前作のような推理用の整理メモはそれほど重要ではないが、移動範囲の自由度が高いため、フラグ回収位置の記録が非常に重要になる。全体的な難易度は前作よりやや低め。特に肝となるパズル部分に、比較的素直に解けるものが多い印象。
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松原仁(編著), コンピュータ将棋の進歩

本棚を整理して発掘された1996年発行の幾分古い本だが、小谷善行による "コンピュータ将棋の今後" と題した予測が興味深いので紹介したい。この記事で小谷はコンピュータ将棋の棋力が最も強い人間 (最強の棋士) に達するのはいつ頃かを単純な外挿で予測しているが、結果としてこれが正解であった。コンピュータ将棋は1986年ごろにアマ10級程度の強さで始まり、この記事の描かれた1995年にはアマ2段近くの強さに達している。これはレーティングでは600と1700程度に相当するため、年率で...
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SCRAP, 人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される

リアル脱出ゲームで名を上げたSCRAPのゲームブック。既存の脱出ゲームの単純なゲームブック化ではなく、ゲームブックという形態を生かした完全新作となっている。いわゆる人狼をモチーフとしているが、ゲームブックの特性上、心理戦よりもロジックを重視する形式となっているので、人狼の名前にはあまり先入観を持たないほうが良いかもしれない。難易度はやや高めで、細かなメモは必須。付属の捜査シートへの指示された書き込みだけでは完全な謎解きは覚束ない。難易度が高い分、自力で解けた時の感動は大きい。...