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大豆プロテイン

しばらく使用していたの味に飽きてきたので、違う製品を開拓してみる。まずは、amazonの激安大豆プロテインから。ほぼ脱脂大豆100%で、添加剤は溶けやすくする乳化剤のみ。そのため、必要なビタミンやミネラルは別に補助する必要があるが、別途サプリメントをとっている人にはかえって都合が良い場合もあるだろう。味はあまり大豆臭さが無く、それほど飲み辛くは感じない。ややダマになりやすいが、これは大豆プロテインの宿命とも言える点なので仕方ないだろう。
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森枝卓士, 食の冒険地図 交じりあう味、生きのびるための舌

ビッグ錠の表紙に少し不安になるが、内容は非常に真っ当でトンデモ度は低め。本文は比較食文化論的な内容。食のタブーの起源などやや飛躍のある箇所もあるが、読み物としては面白い。
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中村澄子, 中村澄子が教える TOEIC(R) テスト スコアアップ131のヒント

書いてあることは一つだけで、TOEICは英語の勉強ではなくTOEIC専用の勉強をしないと高スコアは望めない、ということ。具体的な問題やテクニックは関連書籍へのポインタが貼られているだけなので、一冊で完結していない。また、出題傾向の情報が載っているのは良いが、統計的な数値が一切無いので、著者の感覚だけで語られている様に感じてしまう。
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坂本タクマ, 屈辱er大河原上 (2)

一巻がバンチコミックスから出ていたために、二巻が三才ブックスから出ていたのを見落としていた屈辱。三才ブックス版の二巻を買って読み始めた後に、三才ブックス版の一巻も出ていたことを知る屈辱。バンチコミックス版の一巻が22話まで収録にも関わらず、三才ブックス版の二巻は32話から収録の屈辱。収録話数の大半が重なっているにも関わらず、三才ブックス版の一巻を買わねばならない屈辱。三才ブックス版の二巻でも完結しておらず、しかも三巻が発売される気配もない屈辱。
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たかや健二, ぼくの藤子スタジオ日記

ぼくの藤子スタジオ日記。"3D甲子園 プラコン大作" や "かっとび! 童児" などの連載で活躍する傍ら、藤子プロのチーフアシスタントも務めていたたかや健二による懐古漫画。そこここから藤本・我孫子両先生への憧憬が感じられると共に両先生のお人柄が感じられるのが好印象。また当時のコロコロコミック読者には懐かしい名前が次々と出てくるのも嬉しい。
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リチャード・セイラー(著), 篠原勝(訳), セイラー教授の行動経済学入門

特に後半の金融市場のアノマリーを行動経済学の視点から読み解いたコラム群が秀逸。そのまま鞘取りに利用できるような内容ではないが、投資家の感情が市場に与える影響について考える良いきっかけになる。
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ちきりん, 自分のアタマで考えよう

ちきりんの2冊目の単行本。データをどう読み解くかという方法論が中心。いわゆるコンサルタント的なフレームワークが多く、そういったものに親しい人には新味はないかもしれない。その手の本を初めて読む人ならば、文章は読みやすく実例も豊富なのでお勧めできる。
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大和田秀樹, ムダヅモ無き改革 (7) 特装版

前巻でついに神々の黄昏 (ラグナロク) 大戦編も終わり新章の獅子の血族編へ。今回は内政が中心で民主党ネタも絶好調。なお、特装版は "第一次ラグナロク大戦報告書" の小冊子とポストカード、シールが付属する。
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町山智浩, アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

キャッチーな表題通りの内容。米国の社会、経済、宗教、政治などの諸問題を面白おかしく。冗談の様に見えつつも嘘でもないエピソードが多いが、ソース不詳のネタも多いので話半分に。気取らない文体で気楽に読めるエッセイ集としては悪くない。
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デビッド・アレン(著), 田口元(監訳), はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

近頃一部で人気のGTD (Getting Things Done) の入門書。GTDの考え方自体は非常に納得できるもので、かつ始めるに当たってのリスクも低いので始めてみるつもり。ただし、完全にメンテナンスフリーな方法というわけではなく、週次レビューでのメンテナンスが必須の様に見えるので、それが続けられるかだけが懸念点。ToDoを行動レベルまで落とし込む、リマインダは行動の種類 (電話をかける、PCでの作業など) に分類するというルールは合理的。言われてみれば当たり前に見えてし...