baseball

book

黒川省三, 植田彰, こんなに違う日米野球用語小事典

だいぶ前に読んだ本だが、引越の荷物に紛れて現れたので再読。 最近はマスコミなどでも和製英語を減らして米国の用語に合わせる流れを感じるが、まだまだ不思議な和製英語は数多く残っているので、それを総点検するには良い内容。 米国の中学生に "この和製英語の意味がわかりますか?" と訪ねるという企画が面白いが、一部の用語についてしか触れられていないのが少し残念。
diary

San Francisco Giants vs. San Diego Padres @ AT&T Park

メジャーリーグ初観戦。 米国に来て早々にレギュラーシーズンが終了してしまうので慌てて観に来た。日曜日の週末ホーム最終戦をと思ったが、Fan Appreciation Dayが企画されていることもありチケットが入手できなかったので、その前日の観戦。 やはり天然芝の球場はいい。眺めているだけでも良い気分になれる日本と異なり、1階の外れの席よりも2階席の方が価格が高い。これは2階席がかなり張り出す作りとなっているのと、全体を見渡せるのが評価されているためだろうかスプラッシュ・ヒット...
book

Josh Leventhal, Jessica MacMurray, Take Me Out to the Ballpark: An Illustrated Tour of Baseball Parks Past and Present

Bordersのセールで$9.99だったので即買い。 米国内の球場紹介ガイドなのだが、写真中心の大型本で、どちらかというと眺めて楽しむタイプ。
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小関順二(監修), プロ野球スカウティングレポート 2010

昨年度版と全く同じフォーマット。 解説は充実しているが、やはりデータにもう一工夫欲しい。一般に売られているデータ本の中では一番まともな本ではあるが、やはり競争がないと発展していかないのだろうか。
diary

ライオンズ vs. マリーンズ @ 西武ドーム

今期初観戦。 ほぼ2年ぶりに西武ドームに来たら、なぜか三塁側がホームになっていた。昨年から入れ替わったらしい。昨日になって急に観戦時間が確保できたこともあり内野自由席しかとれなかったのが幸いし、一塁側に移って事なきを得た一塁側内野自由席にはライオンズファンもちらほら金泰均は打てる匂いがしないが、守備は意外とまとも。福浦の様な股割りこそないものの、打球処理もショートバウンド送球の捕球も安心して見ていられるレベル。これも初様リスペクトの田吾作スタイルのおかげか初回無死一塁からの送...
book

京都純典(企画・監修), プロ野球本当の実力がわかる本 セイバーメトリクスで見るプロ野球

海外でよく使われているセイバーメトリクスの指標を2009年のプロ野球に当てはめてみましたというだけで、独自の指標や考察などの新味はない。とはいえ、プロ野球スカウティングレポートシリーズがマンネリ化している中、こういったセイバーメトリクス系の書籍が出てくるのは嬉しい。ぜひ毎年定期刊行して欲しい。 なお、各指標の一応の説明はあるので、セイバーメトリクス入門用にも悪くない。 セイバーメトリクスを前面に出しておきながら、巻末の年俸に対する貢献度や、主な引退選手の年度別成績などは従来の...
book

軍司貞則, 高校野球「裏」ビジネス

野球特待生達の実体を追ったルポルタージュ。 関東にいるとあまりなじみがないボーイズと高校野球とのつながりは想像以上に根が深そう。 また、高校野球の現場の人間達のインタビューが実に面白い。少々きれい事に過ぎるのではないかと思われる部分まであるが、教育の側面もある高校野球にはこういった人物が必要なのだろうと思わせる。
book

泉直樹, ドラフト下位指名ならプロへ行くな!データで読むプロ野球で成功するための条件

どういった選手がプロに入って成功しているのか、という視点は面白い。調査もきちんと行われており、好感が持てる。 ただし、考察の部分はデータからの直接的な推定のみで、分析に鋭さは感じられない。
book

小島克典, プロ野球2.0

小島克典氏が立命館大学経営学部で行ったスポーツビジネスの講義をまとめたもの。 レッドソックスCEO ラリー・ルキーノ、スポーツエージェント 団野村、スポーツ弁護士 水戸重之、スポーツ記者、球団のマーケティング担当者、球団経営者など、プロスポーツ、特にプロ野球に携わる第一線の人達を招いてのインタビューは実に実戦的な内容。 中でもプロ野球界の構造的な問題を抉ってくれるスポーツ弁護士 水戸重之のインタビューが面白い。世界の様々なプロスポーツリーグの成り立ちや金銭の流れと見比べると、...
game

プロ野球 ファミスタDS 2009

今作は評判が良さそうなので購入。実はファミスタをまともに遊ぶのは'90以来。 パワプロについていけないヌルゲーマーにはこのくらいが丁度いいありえない軌道の変化球や、ダブルプレー、トリプルプレー、ライトゴロの頻発はもはやファミスタの味だろうWi-Fi対戦は自分で育てたチーム同士のガチ対戦が主の様で、育てる気力のないプレイヤーがお手軽に既存チームで1~2戦だけ楽しむという雰囲気ではない