biography

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保木邦仁, 渡辺明, ボナンザVS勝負脳 最強将棋ソフトは人間を超えるか

2007年3月に公開対局が行われたボナンザと渡辺明竜王。その当事者達がコンピュータ将棋を語る。学生時代になどを愛読していた人間として、ついに曲がりなりにもタイトル保持者といい勝負をするところまで到達したというのは感慨深い。一般向けの新書なのでボナンザのアルゴリズムの詳細は省略されているが、そのエッセンスは十分に堪能できる。おすすめ。
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大川豊, 日本インディーズ候補列伝(DVD付)

しばらく追いかけていないうちに、大川総裁はこんなことをしていた。外山恒一や又吉イエスといったネット上のメジャーどころとはちょっと違う路線。山口節生、羽柴誠三秀吉らを中心に、全国の候補者の演説を巡り取材を敢行した労作。付録のDVDも厳選された貴重な映像ばかり。おすすめ。
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福岡伸一, 生物と無生物のあいだ

生命を定義する動的平衡がメインテーマなのだが、その他にもロックフェラー大学での野口英世の業績へのエピソード、エイブリーによるDNAの発見、ワトソンとクリックによるDNAの二重らせん構造の発見など盛りだくさんな内容。科学本にしては少々文芸的な、かといって科学的な内容を端折らない構成にも引き込まれる。また、研究者の生活を感じさせるエピソードも多く挿入されており、最先端の分野を非常に身近に感じさせる。
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サイモン・シン, 青木薫(訳), ビッグバン宇宙論 (上, 下)

フェルマーの最終定理、暗号解読に続く、サイモン・シンの最新作。相変わらず見事な構成力と筆力で、2冊組のボリュームが全く苦にならない。単に最先端の理論を説明するのみにとどまらず、古代ギリシャから現代までの天文学の流れを追わせることで、各時代の人々の宇宙の捉え方の変遷がよくわかる。お勧め。
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野地秩嘉, エッシャーに魅せられた男たち 一枚の絵が人生を変えた

を文庫化したもの。版画家エッシャーの人生を扱ったものではなく、エッシャーの作品に人生を左右された男達を追ったノンフィクション。エッシャーのコレクションを購入するために7億円の借金を負った男、150万部を売り上げる少年マンガ雑誌の表紙にエッシャーを掲げた男、エッシャーの展覧会を開催するために世界を駆け回った男。
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高部正樹, 傭兵の誇り 日本人兵士の実録体験記

著者の高部氏は、「最強の男になる」という夢を叶えるために、日本を飛び出し海外の戦場で傭兵として戦っている方。傭兵が (少なくとも先進国の人間から見ると) 割に合わない商売というのは軍事に詳しい人には広く知られていると思うが、その実際の数字を見ると愕然とする。男達がどのような思いで傭兵となることを選んだのか、傭兵と正規軍の関係、傭兵同士の信頼関係など、現場の人間でなければ書けないエピソードの数々。繰り返されるマスコミ批判が少し鼻につくが、これが現場の人間達の偽らざる気持ちなのだ...
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サイモン・シン, 青木薫(訳), 暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで

フェルマーの最終定理のサイモン・シンの作品。古典的な換字式暗号から量子暗号まで、暗号の歴史とそれにまつわるドラマのわかりやすい解説。前作同様、複雑な数式なしで読める構成は見事。おすすめ。
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サイモン・シン, 青木薫(訳), フェルマーの最終定理

一時世間をにぎわせたフェルマーの最終定理。その当時の報道のほとんどはアンドリュー・ワイルズの業績に触れたのみであったが、実際にはそこに至るまでに多くの数学者たちの3世紀に渡る苦闘があった。谷山=志村予想やフライの楕円方程式からフェルマーの最終定理に至るまでの流れがよく整理されており、一気に読ませる。また一般書だからといって数学の論理から逃げることなく、それでいて数学の専門家以外にも理解させる構成は見事としか言いようがない。おすすめ。
comic

西原理恵子まとめ読み

最近追いかけていなかったりえぞお先生の本をまとめ読み。この3冊はほとんどがギャグ作品だが、一つだけ例外。に収録の "うつくしいのはら" に不覚にも涙した。ギャグ漫画の合間に、さりげなくこの作品を放り込める西原先生はやっぱりタダモノではない。
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松井浩, 打撃の神髄 榎本喜八伝

マリーンズ (当時はオリオンズ) の歴史を追っていくと必ずその名前に当たる大打者、榎本喜八。しかし、私が生まれたときには既に引退していたため、残念ながら生でその打撃を観たことはない。そのため、私の中での榎本喜八のイメージは、沢木耕太郎の "さらば宝石" (これは本人へのインタビューができず周辺取材をまとめたもの) での陰のある雰囲気や、各所から伝え聞く、試合前に座禅を組むといった奇行の印象ばかりが先行していた。本書はその榎本喜八本人へのインタビューに成功し、その野球人生を見事...