computer

book

Wes McKinney(著), 小林儀匡(訳), 鈴木宏尚(訳), 瀬戸山雅人(訳), 滝口開資(訳), 野上大介(訳), Pythonによるデータ分析入門 NumPy、pandasを使ったデータ処理

普段の生活はRubyが多いのだが、科学技術計算が大目の仕事をすることとなったのでPython + pandasの勉強。 想定読者はある程度Pythonが書ける人で、Python自体が初めてという人には向かない。 pandasやその基礎となっているNumPy、さらには可視化に必要なmatplotlibまで幅広く学べる。実例も豊富でさすがのオライリークオリティ。
comic

Caleb Melby (Written by), JESS3 (Concept, Design, Illustration), The Zen of Steve Jobs

Steve JobsとKobun Chino Otogawa (乙川弘文) の交流を描いたマンガ。出来過ぎた話が多く、どこまでが史実でどこからが創作がわからないが、読み物としては文句なし。日本のマンガとはまた違ったデザインも良い。
game

Magic 2015 – Duels of the Planeswalkers

Magic 2014 - Duels of the Planeswalkersの続編。Magic 2015 - Duels of the Planeswalkers。 今作は大きく自由度が向上遂にカードを自由に組み合わせてデッキを組めるようにカードプールは狭めで、ConstructedというよりもLimitedに近い感覚。尖ったデッキを組むのは難しいので、素直にGood Stuff寄りにした方が良いかもしれない。Tribeなどを組むのも苦しく、可能性があるとしたらGoblin...
book

住中光夫, Excelでマスターする ビジネスデータ分析 実践の極意

ピボットテーブルの入門書。RDBを持ち出すまでもない小規模な分析のために勉強することにした。 主に営業データの分析を対象にしているが、おおまかな利用方法を学ぶには十分。 ツールの使い方だけではなく、実践的なデータ分析の流れも解説されているので、今までデータ分析などに携わったことがない人にもおすすめできる。
book

週刊アスキー 2014年 4/29増刊号

付録の元祖パチパチまとめ板Proが目当てで購入。 以前読んでいたのはEYE-COMから週刊アスキーに衣替えした直後までだったので、15年ぶりくらいの購入。未だに "電脳なをさん" や "カオスだもんね!" 、"東京トホホ会"、"ゲイツちゃん" の連載が継続しているのに驚き。 元祖パチパチまとめ板Proは言ってしまえばGRID-ITの簡易版なのだが、付録としては充分な出来。仕事用カバンと私用カバンの両方で使用するガジェット用のインナーバッグとして使う予定。背面のメッシュ部分はK...
book

T. ギルブ(著), G.M.ワインバーグ(著), 木村泉(訳), 米沢明憲(訳), 計算機入力の人間学 打鍵入力信頼性技法

主にキーパンチャによるデータ入力の信頼性向上に関する専門書。泥臭い仕事の一つだが、その重要性は揺るぎなく、おそらくこれからも何だかんだと言いながらもなくならないだろう。 原著は1977年に発表されたものであり、パンチカードに関する記述など今ではさすがに古くなっている部分もある。しかしながら、人間の本質に関わる部分は全く古くなっておらず、繰り返しや確認語によるエラー率の低減手法、適応制御を用いた入力検査など、現在でもそのまま使える内容も多い。 単に入力ミスを減らすための小ネタ集...
book

石川智久, 植田昌司, エンジニアのためのPowerPoint再入門講座 伝えたいことが確実に届く “硬派な資料” の作り方

PowerPoint本だが、プレゼン用のスライドではなく資料作りのための本。 そもそもなぜ資料を作るのにWordではなくPowerPointを使うべきかという論理が弱い。Wordの描画キャンパスを作る手間が惜しくレイアウトも難しい、PowerPointの1ページ単位が扱いやすい、といった小さな理由は書かれているものの、本質的に違う用途のソフトウェアを使うべきという程の大きな理由はなく、単にWordを使いこなせていないだけの様に見える。PowerPointを無理に資料作成に用い...
game

Magic 2014 – Deck Pack 3

Deck Pack 2に続く、Magic 2014 - Duels of the Planeswalkersの追加デッキ集。Magic 2014 - Deck Pack 3。例年通りのペースだとこれで打ち止め。 新デッキは2種類。今回はどちらも強さはやや控え目。強いてあげるならばWarsmithの方がややメタ上位か。Warsmith (白赤金属術) はビートダウン寄り。金属術をテーマにしている割にCogがやや少なめなのが難。金属術さえ達成できれば、それなりの除去も合わせて一気...
book

Chris Sanders(著), 高橋基信(監訳), 宮本久仁男(監訳), 岡真由美(訳), 実践 パケット解析 第2版 Wiresharkを使ったトラブルシューティング

パケットキャプチャの入門書。 副題にある通り、あくまでもWiresharkを用いたトラブルシューティングが中心ではあるが、パケットキャプチャから基礎的な分析までがきちんと網羅されている良書。この分野の入門書としては文句なし。 ただし、トラブルシューティング以外の目的、例えば統計的な分析などについてはやや記述が不足している。また、Wiresharkで対応可能な小規模な分析のみが対象のため、その範囲を超える大規模な解析は別の情報を参照する必要があるだろう。
book

徳丸浩, 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践

いわゆる "徳丸本" 。さすがに定番となっているだけあり、基礎的な理論から応用まで隙がない。 セキュリティを主題に据えているものの、HTTPの教科書として見ても良い出来。解説だけではなく演習も充実しているので、新入社員教育などにも良いかもしれない。おすすめ。