economics

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橘玲, 亜玖夢博士のマインドサイエンス入門

経済学の次はなんと脳科学。そうきたか。言ってしまえばSFに入る様な内容で、出てくるネタはそれなりに実現可能性があるものが中心。経済学のときと同様に各技術の本質をよく掴んでいると思うが、少々詰め込み過ぎな感はある。
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山田昌弘, 結婚の社会学 未婚化・晩婚化はつづくのか

少し古い本だが、内容はまだ古くなっていない。結婚難の原因をハイパーガミーと経済の低成長化に求めるという議論は今読んでも新鮮。
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高橋洋一, 竹内薫, 鳩山由紀夫の政治を科学する (帰ってきたバカヤロー経済学)

帰ってきたバカヤロー経済学という副題が付いているが、今回は政治のお話がメイン。前作では諸事情から名前を出せなかった高橋洋一先生も、今回は実名で登場。政権奪取後の民主党の動きを見ていると支離滅裂に見えるときがあるが、"支持層のための政治" という視点で見ると (それが日本の国益にかなうかは別として) 実に首尾一貫していることがよくわかる。おすすめ。
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竹中正治, ラーメン屋vs.マクドナルド エコノミストが読み解く日米の深層

エコノミストの書いた日米比較論。タイトルは少し狙いすぎな気もするが、内容はマトモ。全体的に広く浅くの内容なのだが,やはり著者の専門である経済の話題が面白い。特に日米の投資行動比較の項における、"日本人は文化的にリスク回避志向だから" という良く語られる論に対する反論。文化的な背景を持ち出さなくとも、金融資産の分布格差で説明が可能というのは説得力がある。
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城山三郎, 価格破壊

中内功をモデルにした (とされる) 経済小説。初出は昭和44年の週刊読売の連載と少し前の作品だが、そのエッセンスは古くなっていない。少々後味の悪い箇所があるものの、エンターテイメントとしても上々。
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竹内薫, バカヤロー経済学

経済というものが、いかに各者のインセンティブによって動くものかがよく分かる。後半は経済というよりもほとんど政治の話だが、これもインセンティブを軸に説明されておりわかりやすい。
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海老原嗣生, 雇用の常識「本当に見えるウソ」

よく世間で語られる雇用に関する俗説を見事に打ち砕いてくれる本。終身雇用の崩壊、正社員の減少と派遣社員への置き換えといった巷で良く語られる論説がいかに怪しいものかがよくわかる。統計のインチキの見抜き方を学びたい向きにもおすすめできる。
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井本沙織, ロシア人しか知らない本当のロシア

著者はこんな名前でも日本に帰化したロシア人。経済学者でもありロシア経済の話も扱っているのだが、本当に面白いのはソ連が終焉を迎えた80年代と社会主義体制崩壊後の現在のロシアの日常生活の比較の方。
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ハロルド・ウィンター(著), 山形浩生(訳), 人でなしの経済理論 トレードオフの経済学

経済学の常識である、物事はなんでも費用と便益のトレードオフがあるんだよ、という内容を様々な事例を挙げて繰り返し説明した本。もちろん、その過程で "人でなし" な判断が入りうる事例が中心。数式はほとんどなしでそのエッセンスだけを抜き出しているので、経済学の初心者にも。
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ウィリアム・パウンドストーン(著), 松浦俊輔(訳), 天才数学者はこう賭ける 誰も語らなかった株とギャンブルの話

クロード・シャノンやエドワード・ソープといった天才数学者が如何にして最適な裁定取引を実現するに至ったかを追った本。数式はほとんどなく、どちからといえばドキュメンタリーといった体裁だが、現代的な金融工学に繋がる流れはよく捉えられる。翻訳が今ひとつで少し読みにくいが、それを差し引いても読む価値のある本だと思う。