humor

comic

沙村広明, ハルシオン・ランチ (2)

ハルシオン・ランチの続編。深いサブカル知識を要求されるのは相変わらず。 1巻の時点で破綻気味だったストーリーが完全に破綻しているので、一読しただけでは何も理解できない。読者を選ぶ作品。
comic

大和田秀樹, ムダヅモ無き改革 (8)

今回の帯はなんと石破茂。本物。 事業仕分け編もいよいよ大詰め。相変わらず真田の存在感が薄いが、ラスボスの鳩山ユキヲを始めとした民主党ネタが絶好調。 このまま行くと、事業仕分けが終わったあたりでちょうど解散総選挙となりそうな良いタイミング。日本維新の会などの新キャラにも期待。
comic

沙村広明, ハルシオン・ランチ (1)

沙村広明がギャグもいけるというのは嬉しい新発見。 かなり読者を選ぶマンガで、特にサブカル知識が無いと全く面白くないと思われる。さすがアフタヌーン (の増刊) 。
comic

桐嶋たける, 完全版 でもホントはカバが好き

あってないようなストーリー、ナンセンスな笑い、黎明期の萌えを具現化した様なキャラクタ造形。90年代前半の角川は今よりも自由な雰囲気があった気がする。
book

野内良三, ジョーク・ユーモア・エスプリ大辞典

ユーモア大百科の前作にあたる本。 性的な内容がやや多いが、あまりドギツいものではなくクスリとするような気の利いたジョークが中心。
comic

神原則夫, 西校ジャンバカ列伝 かほりさん (1) (2) (3) (オーラス九蓮宝燈!)

今更ながらまとめ読み。この分量をまとめて読むと来るものがある。 時事ネタが多いが、それも今読むと味がある。 末期はナレーション君や麻雀バカ弟などやや迷走気味だが、それもまた味。
book

マネー・ヘッタ・チャン, マッチポンプ売りの少女 童話が教える本当に怖いお金のこと

ヘッテルとフエーテルの続編的内容。 今回もどこかで聞いたような話が多く、あまり新味はない。前作ほど無理に童話仕立てにする必要も無いように感じる (マーケティング的には必要なのだろうけど) 。前作と変わらずさらりと読めてしまう点は良い。
book

吉田戦車, 逃避めし

吉田戦車が〆切から逃避するために作る創作料理の数々。ほぼ日刊イトイ新聞の連載をまとめたもの。 使えるレシピ本ではないが、エッセイ集としては上々。単行本のために描き下ろされたイラストやマンガも良い味が出ている。
book

野内良三, ユーモア大百科

小粋なジョークが400ページ分。時事風刺からエスニックまで、幅広い内容。 一応ジャンル別に分類されているが、どこから読み始めても面白い。
comic

荒川弘, 百姓貴族 (2)

ようやく2巻が出た。隔月刊誌で8ページ連載なので、単行本が出るのが遅い。 相変わらず安定して面白いが、自身の過去の体験を描くタイプのエッセイマンガなのでややネタの枯渇が近づいている印象。所々、企画ネタが混ざり始めたのもむべなるかな。