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山本利夫, 即席麺サイクロペディア (1) カップ麺 2000年編

即席麺サイトの老舗中の老舗、即席ラーメンは即席ラーメンを運営する山本利夫氏の著作。 蓋写真と簡単なコメントだけの構成だが、1980年代から現在までの即席麺を幅広くカバーしているのには頭が下がる。読み物として面白いかというと微妙だが、カタログ的に眺めて楽しむには申し分ない。
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Actions ListsとToodledoの連携

先日、Action Listsを利用してGTDを始めることにしたが、Action ListsはiPhone用のみリリースされている。PCから操作するときは、データが同期されている Toodledo 側で行う必要がある。しかし、GTD 専用に設計された Action Lists と汎用目的の Toodledo の間には細かな差違があるので、PC から作業を行う際は少しだけ注意する必要がある。もっとも、あまり気にせずにいじってもデータが破損する様な致命的な問題は起きないので、過度...
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横田増生, 潜入ルポ アマゾン・ドット・コム

著者はもともと流通業界紙の出身だけあり、その視点からのアマゾンの分析は面白い。また、潜入ルポとしてアマゾンの流通センターの内情を僅かとは言え明らかにしたのは見事。 一方で、アマゾンという企業の分析は全く物足りない。アルバイトで潜入した立場から得られる情報は限られており、それをどうこね回しても根拠の薄い憶測にしかならない。その最たるものがアマゾンとブックオフの関係で、たまたまアルバイト中に目にしたベンダーコード一覧にブックオフの名前があったことだけを根拠に中古本を新品として売っ...
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城田真琴, 今さら聞けないクラウドの常識・非常識

著者は野村総研の研究員のため、技術の詳細ではなくビジネス側から俯瞰した内容。 2009年の出版のため細かい部分では少し古くなっている内容もあるが、大筋は今でもそれほど変わっているものではない。クラウドをこれから利用することを考えている人が一冊目に読むのならばお勧めできる。
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牧野武文, Googleの正体

Googleの技術やサービスではなく、その背後にある行動原理について考えた本。 特にGoogleの経営陣にインタビューを行ったわけでもなく、公開情報からの類推に過ぎないが、その「広告収入を増やすためにひたすら事業拡大を目指している」という推理は大きくは外していない様に見える。
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左剛蔵, アンギャマン リアル遠足伊勢巡礼編

ブログを元にした行脚マンガ。 そもそもなぜ行脚に出るかの説明は一切なしで始まるなど、ブログを読んでいない人には着いていけない部分もあるが、内容はそれを補って余りあるほど。 はっきり言ってしまうとひたすら歩くだけの内容はある意味退屈ではあるのだが、旅というのは本来そういうものではないかと思えてくる。地味ではあるが、旅先の各地に感謝の気持ちが感じられるのも好印象。
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ちきりん, ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

Chikirinの日記に大幅に加筆修正して単行本化したもの。 "ゆるく" と言いながらその実きちんとしたポリシーが感じられるのは読んでいて気分がいい。
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平井寿信, 3.11東日本大震災 君と見た風景

言戯の管理人が震災後に一気に書き下ろしたコミックエッセイ。 比較的被害の軽かった山間部や仙台市内が舞台なので、本格的に被災した人々の生活ではなくその周辺の様子が中心。それでも、被災地から離れた場所に住んでいる人間は体験しなかったことも多い。
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井上純一, 中国嫁日記 一

人気ブログの単行本化。前半はブログからの再録、後半は書き下ろし。 普通のエッセイのろけマンガで特にドラマチックな何かがあるわけではないが、電車の中での読み物としては上々。
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戸田プロダクション, 清く正しい本棚の作り方

清く正しい本棚の作り方のサイトを単行本化したもの。 前半はWebサイトからの流用が大半だが、後半は新たに本棚を作成しての書き下ろしと撮り下ろし。 元原稿は10年ほど前のものだが、現在でも理想的な本棚を取り扱うお店はほとんど無いので、自作は有力な選択肢であり続けている。