athletics

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鏑木毅, トレイルランニング

あの鏑木毅によるトレイルランニングの入門書。トレイルランニング初心者向けで、装備やトレーニング、フォームなど、ひと通りがカバーされている。写真も豊富で非常にわかりやすい。体の使い方やトレーニングメニューは、さすが陸上競技出身者といったところ。登山出身者による本とはやはり一味違う。逆に遭難対策や山のマナーに関する記述はかなりあっさり。これからトレイルランニングを始めようという人には自信を持ってお勧めできる。既に本格的に競技に取り組んでいる人には少々物足りないかも知れないが、基本...
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中野ジェームズ修一, ランニングの作法 ゼロからフルマラソン完走を目指す75の知恵

フィジカルトレーナーの著者によるランニング入門本。陸上は専門ではないようだが、市民ランナーとしてランニングに取り組んでいるらしい。トンデモ度は低めで、トレーナーとしての経験を生かした記述も多い。初心者への一冊目としても悪くない。今ひとつ根拠が不明な記述も見受けられるが、そういった箇所は "~と思います" などと歯切れが悪くなっているのが良心か。
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小出義雄, マラソンは毎日走っても完走できない 「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ

ジョギングよりも少しだけ負荷の強いトレーニングの解説本。既にある程度ランニング経験があるが、ジョギング以外にどんなトレーニングを行ったら良いかがわからない市民ランナー向け。インターバルやレペティション、ビルドアップなど、陸上競技経験者には常識だが一般の市民ランナーにはまだまだ知名度の低いトレーニングの紹介が中心。それらを取り入れた練習メニューも具体的な内容でわかりやすい。
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ジョン・ブレンカス(著), 矢羽野薫(訳), 世界記録はどこまで伸びるのか

スポーツファンならば誰でも気になる世界記録の上限 (perfection point) を探る試み。対象となる種目は、帯にもなっている100メートル競走やマラソンから水泳、空中静止時間、ホームランの最長飛距離まで多岐にわたる。この視野の広さは、著者のESPNのエグゼクティブプロデューサーとしての経験からか。予測方法は種目ごとに様々だが、世界記録の変遷に外挿して漸近線を求めるようなよくあるアプローチではなく、ボトムアップで積み上げていく思考が中心。例えば100メートル競走を例に...
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第5回菅平スカイライントレイルランレース

この時期に適当なレースがなかったため、長野まで遠征。第4回道志村トレイルレース。菅平高原旅館組合に加盟する宿泊施設が中心となって実行委員会を組織しているということもあり、全体的に地元密着型の大会で好感が持てる。大会参加費に3,000円の宿泊予約金が含まれている。実行委員会経由で斡旋してもらった宿に宿泊すると、宿泊代金に充当される仕組み宿泊は駒沢大学陸上部御用達のヴィラ十の原。あまり商売っ気のない雰囲気が実に良い大会申し込みの後しばらく音沙汰がなく、直前になって宿や交通の連絡が...
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生島淳, 箱根駅伝

箱根駅伝に対する各大学の取り組みや監督の考えなどの取材をまとめたもの。オーダーの組み方や選手の育成など、監督の考え方が透けて見えるインタビューは興味深い。話は箱根駅伝が日本の陸上競技界に与える影響にまで及ぶが、こちらは肝心の日本陸連や関東学連の考えが取材できておらず片手落ちか。
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第4回道志村トレイルレース

昨年は仕事の都合で参戦できなかったため、2年ぶりの道志村。第4回道志村トレイルレース。宿泊は例年通りの道志温泉日野出屋さん。もはや定宿今年は見事な快晴。富士山もくっきりと見える登山道入り口の渋滞が知られるようになったためか、スタート直後のポジション争いが激しい。来年は対策をきちんと考えないといけない相変わらず菜畑山山頂を始めとして眺望の素晴らしいところが多い。この大会の一番の楽しみやはり御正体山の登りが非常に厳しい。今倉山から御正体山にかけての5kmをいかに踏ん張るかが勝負ど...
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SPIBELT

普段のジョギング用に購入。コピー商品多数。分かっていて買うのならともかく、正規品を買おうと思う方はご注意を公式ページを見ていると、ベルトの太さから大きめの携帯電話が入るくらいまで伸びる様に見えるが、実は裏側に折りたたまれている部分があるexolife付きのiPhoneと家の鍵くらいは楽に入るサイズベルト部はナイロンではなくゴム素材なので、走るときのフィット感も上々
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大豆プロテイン

しばらく使用していたの味に飽きてきたので、違う製品を開拓してみる。まずは、amazonの激安大豆プロテインから。ほぼ脱脂大豆100%で、添加剤は溶けやすくする乳化剤のみ。そのため、必要なビタミンやミネラルは別に補助する必要があるが、別途サプリメントをとっている人にはかえって都合が良い場合もあるだろう。味はあまり大豆臭さが無く、それほど飲み辛くは感じない。ややダマになりやすいが、これは大豆プロテインの宿命とも言える点なので仕方ないだろう。
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小川町~官ノ倉山~二本木峠~皇鈴山~登谷山~釜伏峠~中間平~寄居

連休中に一日時間がとれたので、東武東上線沿線で少し練習してみた。まずは小川町から石尊山経由で官ノ倉山に入り足慣らし官ノ倉山を下ってからはしばらく国道11号線沿いを走り、内手 (打出) から二本木峠に入る。このコースは、外秩父七峰縦走ハイキングコースのエスケープルートにもなっているので、標識が多く迷わない二本木峠からは尾根伝いに皇鈴山と登谷山を走り抜ける。登谷山山頂からは折原や寄居の街が一望できる登谷山からこの季節は人気のない秩父登谷高原牧場を抜けて駆け下りると釜伏峠。釜山神社...