design

book

中村聡史, 失敗から学ぶユーザインタフェース 世界はBADUI (バッド・ユーアイ) であふれている

楽しいBADUIの世界のネタを単行本にまとめたもの。 UIを系統立てて学べるような本ではないが、事例集としてはなかなか。単純に読み物としても面白い。
product

「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2016

昨年に続き、スケジュール・シートのみの更新。 本体側にあまり魅力がなく、写真を見る限りジラフノート (既に廃版となっているので、を利用している) を挟み込めそうもないので、なかなか更新できない。結局、だいぶ傷んできた2013年度版のカバーを使い続けることに。
book

増井俊之, スマホに満足してますか? ユーザインタフェースの心理学

スマホに限定しない、ユーザインタフェース全般の小ネタ集。 あまり体系だった本ではないが、コンピュータサイエンス分野の幅広い話題で楽しませてくれる。
book

ダン・ローム(著), 小川敏子(訳), 描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング

少し前に流行ったビジュアルシンキングの入門書。 ビジュアルシンキングと聞くとインフォグラフィックス的なプレゼンの部分を思い浮かべる方も多いかと思うが、それ以上に考え方のフレームワークとして有用。
product

「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2015

今年もいつもの超整理手帳。カバーが傷んできたので一式買い換えをと思ったが、いつの間にかジラフノートが消えておりブロックロディアを挟み込むのにも難儀しそうなので、スケジュール・シートだけの買い替え。 昨年度版からの仕様変更はなく、完全に定番商品となった印象。
book

中田亨, ヒューマンエラーを防ぐ知恵 ミスはなくなるか

ヒューマンエラーの科学的な定義よりも、実践的な防止活動を中心とした内容。実例が豊富で、即座に活用できそうなものも多い。
book

オブスキュアインク, ロゴデザインのアイデア! 実例で学ぶ!! プロのデザインルール&テクニック

ロゴデザインの実例集。副題に "プロのデザインルール&テクニック" とあるが、具体的なルールや技術解説はほとんどなく、あくまでも実例集。パラパラと眺めてインスピレーションを得るための本としては良い出来。
book

T. ギルブ(著), G.M.ワインバーグ(著), 木村泉(訳), 米沢明憲(訳), 計算機入力の人間学 打鍵入力信頼性技法

主にキーパンチャによるデータ入力の信頼性向上に関する専門書。泥臭い仕事の一つだが、その重要性は揺るぎなく、おそらくこれからも何だかんだと言いながらもなくならないだろう。 原著は1977年に発表されたものであり、パンチカードに関する記述など今ではさすがに古くなっている部分もある。しかしながら、人間の本質に関わる部分は全く古くなっておらず、繰り返しや確認語によるエラー率の低減手法、適応制御を用いた入力検査など、現在でもそのまま使える内容も多い。 単に入力ミスを減らすための小ネタ集...
book

石川智久, 植田昌司, エンジニアのためのPowerPoint再入門講座 伝えたいことが確実に届く “硬派な資料” の作り方

PowerPoint本だが、プレゼン用のスライドではなく資料作りのための本。 そもそもなぜ資料を作るのにWordではなくPowerPointを使うべきかという論理が弱い。Wordの描画キャンパスを作る手間が惜しくレイアウトも難しい、PowerPointの1ページ単位が扱いやすい、といった小さな理由は書かれているものの、本質的に違う用途のソフトウェアを使うべきという程の大きな理由はなく、単にWordを使いこなせていないだけの様に見える。PowerPointを無理に資料作成に用い...
book

水野学, アウトプットのスイッチ

表題にある "アウトプット" は商品のデザインやパッケージだけではなく、その背景にある企業理念なども含んだ広い意味。その広い視点で売れる商品を考えようという試み。 著者自身が携わってきた商品の実例に沿った解説が中心。アウトプットを作り出す様々な手法の紹介もそれらの実例に沿った形で断片的に行われるため、全体像をあまり体系立てて学ぶのには向かないが、手法のヒントを探すのには良い本。