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SCRAP, ふたご島からの脱出 少年は戻りたいと思った。少女は救いたいと願った。

人狼村からの脱出に続くSCRAPの作品。今作は2冊組で、ザッピングをしながら進めていく形式。前作と同様、メモ必須の内容。前作のような推理用の整理メモはそれほど重要ではないが、移動範囲の自由度が高いため、フラグ回収位置の記録が非常に重要になる。全体的な難易度は前作よりやや低め。特に肝となるパズル部分に、比較的素直に解けるものが多い印象。
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SCRAP, 人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される

リアル脱出ゲームで名を上げたSCRAPのゲームブック。既存の脱出ゲームの単純なゲームブック化ではなく、ゲームブックという形態を生かした完全新作となっている。いわゆる人狼をモチーフとしているが、ゲームブックの特性上、心理戦よりもロジックを重視する形式となっているので、人狼の名前にはあまり先入観を持たないほうが良いかもしれない。難易度はやや高めで、細かなメモは必須。付属の捜査シートへの指示された書き込みだけでは完全な謎解きは覚束ない。難易度が高い分、自力で解けた時の感動は大きい。...
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押切 蓮介, ハイスコアガール (1) (2) (3)

ピコピコ少年の押切蓮介が連載を持って人気を博しているというので読んでみたが、これが大当たり。相変わらず主人公はゲーム馬鹿のダメ少年なのだけれど、それが共感できる理由。特に90年代の格闘ゲーム全盛期に学生時代を過ごした人間にとっては小ネタのひとつひとつが突き刺さる。ラブコメ要素もおまけにとどまらず、ゲームとシンクロしてなかなかニクい。
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牧野武文, ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男

ゲームファンなら知らない人はいないあの横井軍平の伝記。遺したおもちゃやゲームを通して横井の生涯を描く。執筆時点で既に故人となっていたことや、本人があまり私的な文書を残していなかったこともあり、各場面での横井の心情を憶測だけで描いているような箇所があるのが気になる。それでも、横井の仕事をきちんとまとめた文書が少ない中で非常に貴重な資料といえる。
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多根清史, 教養としてのゲーム史

新書で "ゲーム史" というほど大層な内容が書けるのかと疑問に思いつつ読み始めたが、ブレイクアウトに始まりスーパーマリオブラザーズに至る頃までの初期のゲーム史がきちんと描かれている。この時代は、過去のゲームから踏襲されたものとハードウェアの制約が緩められるたびに投入される新たなアイディアが比較的明確で、ゲームの進化がある程度直線的であったこともあり、非常に理解しやすい。一方で、紙幅の関係もあるとは思うが、最近のゲームについてはやや掘り下げ不足。一部のシミュレーションゲームに触...
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押切蓮介, ピコピコ少年

著者と同世代で完全にシンクロしてしまう。ゲームばっかりやっているダメ少年の自伝マンガなのだけれど、今思い返すと自分も負けないくらいダメ少年だった。
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がっぷ獅子丸, 悪趣味ゲーム紀行

ゲーム批評の連載をまとめた、ゲーム業界暴露本とバカゲー本の合いの子。特に黎明期のまだ未成熟だった頃のゲーム業界の内情は面白い。さいとーあゆみ (当時のゲーム批評の編集長である斎藤亜弓のペンネーム) のマンガもいい味を出している。この手の暴露ネタは笑えるギリギリの線を見切るのが難しいところだが、一部にその線を越えてしまって笑えないネタ (般若の面のアレ) があるのが少し残念。
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恋パラ支部長(著), 波多野ユウスケ(漫画), 21世紀ファミコン

ただのファミコン懐古本ではなく、未だにバリバリ現役のハードとしてファミコンを遊び倒す本。そのファミコンへの熱い思いはもはや偏執的。独創的な縛りプレイの数々を思いつくだけではなく、実際にプレイしてしまうバカさが素晴らしい。ロードランナーの穴掘りなし&金塊整頓プレイなど、常人の発想ではない。また、本来は対戦ゲームではないスーパーマリオブラザーズでの無理矢理対戦プレイなど、新たな世界を切り開くネタも多い。波多野ユウスケのマンガもユルくていい。なお、本書を購入した方はカバーを外してみ...
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馬場保仁, 山本貴光, ゲームの教科書

ゲーム開発の現場のお話。実際の制作現場ではどの様な流れで開発が進められているのか、どういった職種があるのか、日々のスケジュールはどのようなものか、などの素朴な疑問に答えてくれる。ゲーム業界を目指す方は是非一読を。
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渋谷直角, 定本コロコロ爆伝!! 1977-2009 「コロコロコミック」全史

サブタイトルに1977-2009と書かれているが、80年代頃にウェイトが置かれている感じ。これは編者の渋谷氏の年齢から自然なところだろう。私は渋谷氏と同世代ということもあり非常に楽しめたが、もう少し若い世代には分からないネタが多いかもしれない (まあ、その世代はまだこんな本は買わないかも知れないが) 。歴代の漫画家や編集者はもちろん、高橋名人、前ちゃんなどの関係者を含む豊富なインタビューを中心に構成されており、当時の背景を伺うことができる。また、コロコロの企画記事や、イベント...