self-help

book

山口周, 外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック

これは、と思うところに付箋を付けながら読み進めていたら、読み終わる頃には付箋だらけになってしまった。決してボリュームのある本ではないが、非常に密度が高い。スライド作成をテーマにしているが、小手先のテクニックに走ることなく、メッセージを伝えるための本質に正面から取り組んでいる。実例も豊富ですとんと腹落ちする。おすすめ。
book

ティナ・シーリグ(著), 高遠裕子(訳), 三ツ松新(解説), 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

嫌でも前向きな気持にさせられる自己啓発本。著者本人や知人のエピソードを通じた話題が多く、感情移入して読める。特にお気に入りは、第8章の交渉に関わるエピソードの数々。交渉の際には自分の望みと交渉相手の望みと一致しているケースが実は多い、という事実はつい忘れがち。スタンフォード大学での講義に加え、著者の経歴を生かした様々なワークショップ技法などに触れられているのも良い。
book

佐藤義典, 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる

ライトノベル仕立てのマーケティング入門書。いくらライトノベルとはいえストーリーはご都合主義が過ぎる気もするが、肝心のマーケティング部分はそれほどトンデモでもなくマトモな内容。数十分で気軽に読める本としては悪くない。
book

清涼院流水(著), 西島大介(イラスト), 成功学キャラ教授 4000万円トクする話

なぜ小説家がビジネス成功本を、と思ったが、あとがきによると数百冊の成功本を愛読する趣味が高じて著作に至ったらしい。過去の成功本に共通するエッセンスを抽出して小説仕立てに直した様な内容で、どこかで聞いたことがあるような、それでいて実践できそうでできない成功法則が続く。成功法則として目新しいものはないのだが、それでも一気に読ませてしまう構成はさすが。
book

松岡修造, 松岡修造の人生を強く生きる83の言葉

タイトル通りの本。ヘタに賢く見せようとせず、精神論一本で押しているところが清々しい。何はともあれ、元気だけは出る。
book

アドルフ・F・V・クニッゲ(著), 服部千佳子(訳), 人間交際術

本書の理想とする交際術は、建前は人格者に見えるように振る舞いながらもどこか損得を考えつつ困った相手を冷笑的に見下す様な種類のもので、その腹黒さが実に人間臭い。その特徴が端的に表れているのが第4章の "どんな人ともうまくつきあえるコツ" 。相手のタイプ (尊大な人、執念深い人、など) 別にどのようなふるまいをするべきか、あまりに率直過ぎる対処方法が清々しい。その一方で、対処的な交際術ではない、自分の内面を振り返るための項目は素直に身につまされるものが多い。この部分は自分を律する...
book

水野敬也, 夢をかなえるゾウ

少し毛色の違う成功本。独自の成功法則というよりは各種の成功本を正しく活用する方法を主題に据えているので、メタ成功本とでも言うべきか。読みやすい小説仕立てなのも嬉しいところ。
book

原尻淳一, 小山龍介, IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣

仕事を上手く進めるためのtips。あまり著者の独自性は感じられずどこかで聞いたことがあるものが多い。独立した89個のアイデアが並んでいる形で、各項も短く読みやすいので、雑誌的な感覚でパラパラとめくってみる分には悪くない。
book

大津秀一, 死ぬときに後悔すること25

緩和医療医が終末期医療の経験を生かし、多数の終末期患者の代表的な悩み25種をとりあげたもの。その悩みは健康に関するものから社会との関わり、生活、宗教など多岐にわたる。なぜこんなことを悩むのかと思うものも混ざっているが、後悔しない生き方を考える上で助けになる項目も多い。
book

水野敬也, 四つ話のクローバー

"幸せ" をテーマにした寓話集。少々あざとさを感じる部分がないでもないが、それでも深い含蓄を感じる。また、最終話の "氷の親子" には素直に泣かされる。涙もろい人はご注意を。